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Journalジャーナル

2025.03.21

“腹落ち”を作り出すワークショップ術(後編) -SAKUSEN TOKYOメールマガジン Vol.4-(バックナンバー#004)

"腹落ち”を作り出すワークショップ術(後編) -SAKUSEN TOKYOメールマガジン Vol.4-

こんにちは!

いつもお世話になっております。
SAKUSEN TOKYOメールマガジン事務局です。
本日は前回に引き続き「ワークショップ」についてお話しします。
前回は

●プロジェクトマネジメントは”人のマインド”という不確実性に向き合うことが必要不可欠
●人のマインドが良好な状態=”腹落ち”ができている状態 である
●”腹落ち”は以下の4つで作り出せる

①自己開示(自分の想い、得手不得手の開示)
②他者との対話(主張ではなく、聞くことから始める)
③リーダーシップ(自分を、周りを引っ張る)
④エフィカシー(このチームなら行けそうだ)

というところまでお話ししました。

今回は後編として、”腹落ち”を作り出すワークショップの具体的な方法論の一部をお話ししたいと思います。

本日の内容 「”腹落ち”を作り出すワークショップ術、その方法論」

まず前提を考えましょう。
なぜ”腹落ち”が必要なのでしょうか?
「プロジェクトの不確実性をマネジメントするため」
もっと言うと
「プロジェクトを良好な状態にするため」
そしてその先には
「ビジネス目的を達成するため」
となります。

この「ビジネス目的を達成するため」に、参加者の実力を引き出し、メンバーを覚醒させ、チームを覚醒させるのが”腹落ち”です。
”腹落ち”が作られると自然と、戦略や戦術を自らの力で明確化し、「結果を出すプロジェクトチーム」になっていくのです。

我々SAKUSEN TOKYOはプロジェクトマネジメントをご支援する多くのケースで、プロジェクト発足最初期にこの”腹落ち”を作り出すためのワークショップへの取り組みを推奨しています。

では”腹落ち”を作るためのワークショップにおける具体的な方法について、順にご紹介していきます。


①自己開示
(自分の想い、得手不得手の開示)
②他者との対話
(主張ではなく、聞くことから始める)

まず大事なことは、プロジェクト参加メンバーの自己開示を行なう、ということです。。
ただ自己紹介をするわけではありません(自己紹介も必須ですが)。

我々はプロジェクトに対する個々人の「Will/Can/Must」を自己開示する対象にすることが多いです。
(Will/Can/Mustはリクルートさんが発明した有名なフレームワークですね!)
(また、Will/Can/Mustをどんな視点で描くかは、プロジェクトの内容によって変化します!)

そして次に、その個々人のWill/Can/Mustを相互共有(自己開示)します。
相互共有すると、必ず対話が生まれます。
このプロジェクトをこうしたいんだ、こうあるべきだ、いや違う、待てよそういう考え方もあるかもしれない…
などなど

Will/Can/Mustをぶつけ合うことで他者との対話を生み出し、そこでプロジェクトに臨む個々人の視座を作ることを重要視するのです。


③リーダーシップ
(自分を、周りを引っ張る)

次にプロジェクトのCanをグループワークによって言語化します。
「プロジェクトのCan」を構成する要素は以下になります。
・メンバー個々人の「Can」の集合体
・会社や事業がもつ資源(6P elementsの『Property』)

個々人のCanとPropertyを抽象化したときに、「プロジェクトにおけるCan」が定義できます。
メンバーの中で「Can」が言語化できると、自然に次の状態が連鎖し始めます。

●プロジェクトの中で各メンバーがそれぞれ果たすべき役割や責任が認識できるようになる
●各人の中で役割・責任への自己認識が高まると、そこにまずセルフリーダーシップが生まれる
●セルフリーダーシップが生まれると、さらに周囲を引っ張るリーダーシップも生まれやすくなる

(セルフリーダーシップの発揮状態を作る方法や、周囲を引っ張るリーダーシップなど、リーダーシップ論についても今後のメールマガジンで触れていきたいと思います)


④エフィカシー
(このチームなら行けそうだ)

最後の仕上げです。
プロジェクトのWill/Mustをグループワークによって可視化します。

プロジェクトのWillは多くの場合「プロジェクトゴール(6P elementsの『Purpose』)と同義です。
そのプロジェクトで達成したいゴールです。
欠かしてはならない姿勢・信念などが表現される場合もあります。

プロジェクトのMustはExecution領域の大方針にあたります。
その後のプロジェクト進行の中で具体的に定義していく戦略・戦術・実行に大きな影響をもたらします。
(Execution領域の詳細は6P elementsの中で『Planning』『Process』『Performance』として定義しています)

プロジェクトのWill/(Can)/Mustがプロジェクト最初期に言語化されていると、プロジェクトメンバーのエフィカシーは高まり、”腹落ち”した状態になるのです。

前編・後編にわたりお話ししてきた「"腹落ち”を作り出すワークショップ術」、いかがでしたでしょうか?

詳しいワークショップのフレームワークやファシリテーションのコツなどが気になる方は、ぜひ一度ご連絡ください。
少しでも皆様のプロジェクトマネジメントのヒントになっていれば嬉しい限りです。

度々登場した「Project Management 6P elements」については以下の記事をぜひご参照ください。
★noteピックアップ記事:「プロジェクトの成功確度を向上させる、”6つの視点”」
https://note.com/masayukihori/n/nba26bc81b7bb

もしSAKUSEN TOKYOにご興味いただけましたら soudan@sakusentokyo.com までご連絡ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

SAKUSEN TOKYOメールマガジン事務局



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