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Journalジャーナル

2025.04.25

【後編】プロジェクトを成功に導くオリエンのレシピとは? -SAKUSEN TOKYOメールマガジン Vol.6-(バックナンバー#006)

【後編】プロジェクトを成功に導くオリエンのレシピとは? -SAKUSEN TOKYOメールマガジン Vol.6-

こんにちは!

いつもお世話になっております。
SAKUSEN TOKYOメールマガジン事務局です。

本日はプロジェクトを成功に導くオリエンテーションのレシピの後編についてお話しします。

本日の内容「プロジェクトを成功に導くオリエンテーションのレシピ 後編」

前回の配信では”成功するオリエンのレシピ”について、その重要性をお伝えしました。

「パートナーにどこまで情報を渡すべきか迷う」
「パートナーからの提案がピンとこない」
「社内で提案に対する目線が合わず、決定までに時間がかかってしまった」

…そんな事態は、実はオリエン時点で回避できるのです。
今回は、そのために必要な”3つの鍵”を具体的に解説していきます。


①パートナーと「目的・ゴール」を起点に全体像を共有する

まず何よりも大切なのは、どこに向かうのか(目的・ゴール)をパートナーとしっかり握ることです。

その上で、ターゲットの定義、コミュニケーション全体の設計、その中で今回依頼する施策の位置づけ、KPI、スケジュール、予算など全体像を合わせて伝えることが求められます。

つまり、この施策に期待していることを伝えることで、パートナーは施策の意義と裁量を正しく判断できます。
結果、提案の解像度もぐっと高まります。


②ターゲットの共通認識を持つ

次に重要なのは、施策の目的と整合するターゲット像を深く、絞って共有することです。
例えば、以下の5項目を明確にすることで、パートナーが精度高くターゲットに響く提案を行いやすくなります。

- サマリー : 他ターゲットと差別化できる特徴の一言化
- 属性 : 年齢・性別などの基本デモグラ情報
- 価値観 : 購買や利用につながる意識や判断軸
- CVの動機 : 行動を起こすきっかけや、心理的な後押し
- 接触メディア : 普段情報収集をしている場所・チャネル

この整理がないと、パートナーの中で想像による補完が起こり、意図とずれたターゲット像が出来てしまうリスクがあります。


③社内の判断基準を事前に整えておく

オリエン後、提案を社内で判断するための“基準”がなければ、検討が長引き、プロジェクトが停滞してしまいます。
この状態を防ぐためには、選ぶ側の基準をあらかじめ整えておくことが重要です。

具体的には、以下のようなポイントが事前に共有されていると、判断・合意形成がスムーズになります。

- ①②の情報を、社内でも事前に共有しておく
- RFPの内容を決裁者と合意をとっておく
- 可能であれば、中長期的な経営やマーケティングの計画も把握しておく
- 提案の評価基準(プロコン表など)を持ち、判断軸のブレを防ぐ

社内での判断基準が曖昧なままでは、どんなに良い提案であっても止まってしまいます。
そんな”もったいない”状況を避けるためには、オリエン前の社内環境の整備が欠かせません。


最後に

オリエンの設計がプロジェクトの成否を左右する――。

この認識をチーム全体で持てるかどうかで、成果は大きく変わります。
私たちSAKUSEN TOKYOでは、オリエン設計を戦略的に支援・伴走する取り組みも行なっています。

また、ノウンズ株式会社(https://knowns.co.jp/)からリリースされているKnowns Bizというリサーチツールを活用してオリエンの精度を高める「オリエンブーストキャンプ(Orientation Boost Camp)」というサービスもご提供しています。

「今のやり方でいいのか不安」
「社内でもっとオリエンの精度を高めたい」

そんな方はぜひ、お気軽にご相談ください!

【オリエンブーストキャンプの詳細】
昨年リリースした、オリエンブーストキャンプについてのご紹介
https://sakusentokyo.com/journal/220/

【ウェビナー】
オリエンの重要性を語った対談式のウェビナー
https://biz.knowns.co.jp/lp/orientation_01

もしSAKUSEN TOKYOにご興味いただけましたら soudan@sakusentokyo.com までご連絡ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

SAKUSEN TOKYOメールマガジン事務局



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